2026年7月11日 第89回 ICTを考える会勉強会
- ict3711
- 6 日前
- 読了時間: 4分
1.廣田千秋氏(高田短期大学)によるゲスト講演
● 経歴:秋田県立大学で24年間、四年制大学の教員(情報工学科)を務めた後、2025年4月より高田短期大学キャリア育成学科オフィスワークコースに着任。高田学園(中学・高校)の情報教育アドバイザーも兼任。
● 短大の授業内容をAI活用型に刷新し、議事録の自動作成やアンケート分析へのAI活用など、オフィス実務で役立つAIの使い方を指導している。
● 探究学習の事例として、太陽光パネルの太陽追尾システムを紹介。マイクロビット・LEDテープ・透明半球教材・ロボットカーを用いて発電量を比較し、CSVで出力したデータをスプレッドシートで統計処理する授業を実施。
○ K氏より、温室栽培での太陽光パネル追尾に関する自身の研究(消費電力とのトレードオフ)や、メガソーラーでのパネル故障検知にドローンを用いる事例(1回の飛行で約50万円)が紹介され、意見交換を行った。
● マイクロビットの活用にも詳しく、貸し出しが可能とのこと。日程が合えば公民館等の子供向け講座への協力も可能との申し出があった。
2.公民館向け子供AI講座について
● T氏は、津市公民館担当者から「AIをプログラムに組み込み、将来津市に還元できるアプリを子供向けに(1時間半程度で)作らせてほしい」との依頼があり、内容・時間の両面で難しいとの懸念が共有された。
● 公民館PCはセキュリティ上アプリのインストールができず、ログアウトで導入したアプリも消えるため、ウェブ版で完結するツールを使う必要がある(Y氏)。
● Claude/ChatGPT等は利用年齢制限や保護者同意、ライセンス取得の手間が課題となるため、学校で導入済みのGoogle Educationのライセンスを使うのが安全との意見(廣田先生)。
● マイクロビットを使ったリモコンカーやロボットアーム等の講座であれば対応可能で、廣田先生よりマイクロビットの貸与の申し出があった。
●津市中央公民館 担当者の依頼内容については、実際には「プログラミング不要でAIに言葉で指示してアプリを作る」体験で十分ではないかとの見方で一致(T氏・H氏)。詳細はH氏が改めて担当者と直接確認することとした。
3.ドローン講座について
● 久居公民館の担当者より、予算の都合で中止となった中央公民館分のドローン講座を今年度も引き受けてほしいとの依頼があった。予算は昨年並み(講師2名・アシスタント1名分)。
● 2026年12月19日(土)に、昨年と同内容・同体制で実施することを承認。K氏が担当者に受諾の返事をする。
4.Y氏による学習塾AI活用デモ(時間割自動作成システム)
● Claude Codeのみを用いて開発(Cowork等は不使用)。5月3日深夜に着手し、約48時間で95%完成、最終調整を含め合計約100時間で完成。外注した場合は1,000〜2,000万円規模、1年以上かかる想定とのこと。
● 生徒・講師の希望条件(曜日・時間帯・相性・部活動状況等)をAIが解析し、配置を自動最適化。講師の手書きシフトはGeminiのVision APIで読み取り。従来3日かかっていた作業が数分に短縮された。
● 生徒・保護者がマイページで予定を遠隔閲覧できる仕組みや、生徒ごとの専用URLでGoogleカレンダーに自動反映される連携機能も実装済み。
● 他塾への展開(貸与・サブスクリプション化)も検討しているが、利用にはパソコン操作の習熟が前提となるため慎重に判断したいとのこと。
5.各自近況報告
● H氏:右手の腱鞘炎の状態。デジスマ(オンライン診療予約・会計アプリ)の利便性を紹介。
● T氏:昨年8月の右手骨折は、自主リハビリを継続中。
● K氏:腰痛が慢性化し、歩行等の運動を継続。
● Y氏:早朝ランニング中に軽い熱中症の症状。TeslaのAI音声アシスタント「Grok」の日本語対応やEV販売動向、水素自動車の課題、AI・IT教育の国際競争力についても話題提供。
6.大人向けAI講座・ICTクラブ講座の運営について
● 大人向けAI講座は担当者1名が退任し、現在1名体制。ビジネスでのAI活用が主なテーマであり、今後は廣田先生への協力依頼もあるかもしれない。
● ICTクラブ講座(9月開講、8月15日募集締切)の担当割り振りについて協議。
第1回ICTクラブ講座:H氏がパソコンの電源操作やUSBの使い方等の基礎を担当。
第2回ICTクラブ講座:Y氏がAIを担当(内容は参加人数・反応を見て検討)。T氏がスクラッチ2時間
第3回・第4回ICTクラブ講座:K氏(マイクロビット、従来通り)を担当。
● 廣田先生が岡田財団より研究費20万円の助成を受けており、2026年度内(2027年3月まで)に子供向け講座を実施する必要があるとのこと。津市中央公民館が会場提供や受講生動員等の余地がある。ICTを考える会として、後方支援を検討。高田中学・高校のパソコン部の生徒をアシスタント候補として想定。



コメント